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川口 宗彦 |
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| エチオピアの山岳地帯、カーファ地方には野生のコーヒー樹木があったとされる。その昔、高原に住む山羊飼いが得体の知れない樹木の赤い実を食べて興奮して騒いでいる羊の群れに不思議に思い、自分も試食したところ、その実(コーヒー)が心身を壮快にする効力がある事を体験し、修道僧に教えたとされる『カルディの伝説』が人とコーヒーの出合いとされる。 が、コーヒーはまだ食用としての赤い実だった。その後、『酒用』、そして種子を乾燥しその煎汁に薬効を見い出し、心身を癒す、あるいは眠気を払う『薬用』としてのコーヒーの時代に入る。 やがて長い時を経、今日私達が口にする琥珀色した飲料としてのコーヒーとなるまでには火の洗礼(生豆を焙る)というコーヒーにとって決定的な出来事に出合って以降である。そして今、嗜好飲料としての珈琲は、『人間という機械にとって最も嬉しい潤滑油』や『万物の中で最も喜ばしい味』という賛辞を与えられるに至っている。 |
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参考/オールアバウトコーヒー
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